コーヒーと認知症

近所のおばさまからコーヒー豆の注文が入りました。あら、珍しいと思い、色々うかがうとと、どうやらコーヒーの成分が認知症予防に効果があるということです。

私も調べてみると確かに科学的な根拠もあり、たくさんの論文もあるようです。あのナショナルジオグラフィックもその効用を特集しているのですから、これは信じるに足る情報です。

脳を守る「カフェイン」と「クロロゲン酸」

コーヒーには数え切れないくらいの成分が含まれています。焙煎する前の生豆を眺めていると「はて、本当か?」というくらい生豆にはおいしさがありません。

しかし、誰もが知る「カフェイン」と耳慣れない「クロロゲン酸」が私たちの脳を守ってくれる重要成分だということが研究の結果わかってきたようです。

カフェイン…神経伝達を活性化させ、集中力や記憶力を向上させる効果が報告されています。また、疲労物質であるアデノシンの働きを抑制し、脳内の炎症を軽減する可能性があります。

クロロゲン酸…ポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持っています。この作用により、脳内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぐことが期待されています。

個人的にはカフェインよりもクロロゲン酸の効用の方に注目しています。抗酸化作用は私たちの体を様々な病気から守ってくれる重要なものです。

どうやらコーヒーが認知症に効果があるのは確かなようです。