Suspiria (Music For The Luca Guadagnino Film)

1977年6月25日日本で公開された「サスペリア」。僕はその当時小学校6年生。まだ町にあった映画館に行きました。別にホラー好きではないし、むしろその逆なのですが、なぜか「悪魔の棲む家」「ヘルハウス」「オーメン」「エクソシスト」と70年代の大ヒットホラーは全部映画館で見て、1週間くらいその悪夢にうなされる少年時代を過ごしたわけです。

特に「エクソシスト」と「サスペリア」はサウンドトラックが有名で、とりわけサスペリアのゴブリンが演奏するあのテーマ曲は今聴いてもなんだか身体が嫌な気持ちになります。キャッチコピーは「決して一人では見ないでください」ドリフもコントでそれを取り入れていたくらい。母は若い頃映画が好きだったようで、「イタリア映画の血の色がアメリカ映画とは違うんだよ。だからすごく怖い」とよく言っていた。サスペリアは魔女系の映画なので、小学生の僕にはよくわからなかったけど、とにかく怖くて怖くて、やっぱり1週間夢でうなされた。

そのサスペリア、2018年にリメイクされ、キャッチコピーも同じく「決して一人では見ないでください」サントラ担当がradioheadのTom Yorkeと知ってサプライズでした。

サントラもアナログで手に入れ、とても素晴らしいレコード。ショッキングピンクのアナログ盤で、ジャケットの中身もすごく凝っています。流れてくる音楽はトムヨークメイドのアンビエントで、昔からradioheadでも使っている古いアップライトっぽい音のピアノの旋律。そこに被さるトムの歌声も妙に高くて心に残る。radioheadではできない音楽をこのサウンドトラックに注ぎ込んだ感じがします。

美しさが際立つほど怖い映画の中でそれが生きるのか、それは映画を見てからのお楽しみなんですけど、やっぱり夢でうなされるのかなぁ。

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