20111231

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毎年毎年同じことを言っていますけど、歳をとるにつれて本当に1年が速く過ぎて行きます。古里では僕が小さい頃からお世話になったおじちゃんが亡くなり、今月も親戚の叔父が脳出血で急逝し、改めて自分や周りの人たちが等しく歳を重ね、老いというものに向き合っていかねばならないんだなぁて痛感させられた1年でした。 また、忘れることのできない311のあの日あの時。仕事場でミーティングをしているときに、今まで体験したことのないような強い揺れ、外に飛び出し、アスファルトが波のように感じられた衝撃。今でも津波の映像を見るとなぜだかわからないけど涙があふれ、合掌をし祈りを捧げる人の姿を見るとまた涙があふれてきます。 あれから約9ヶ月、各所で言われているとおり政府のあまりにも遅い対応やら東電のやり方に強い憤りや不満を覚え、時折見る国会中継でも政治家たちのあまりにも稚拙な議会の進め方に「この国はもうだめになっていく一方なのかな」と、生来オプティミスティックな僕ですら悲観してしまう有様に言葉を失っています。 でも、昔々から政治は民のために何もやってきてはいないのではという言葉もあるとおり、腰の重いお上が何かをやる前に、フットワークの軽い我々市井の人間の底力や連帯も僕は信じています。今から未来へ向けたこの国は政治や大きな企業ではなく、本当に小さな小さなローカルな人間の営みが、あちこちで力をつけ、それが脳内シナプスのようにネットワークとして機能していけばいいなって勝手に思い描いています。 みなさんはどんな1年を過ごしましたか?穏やかな年の瀬をお過ごしでしょうか?僕は年末年始も仕事です。今は仕事の合間の休憩時間。2ヶ月近くもほったらかしにしていたブログを久しぶりに更新しています。 来年はどんな歳になるんだろう。間違いなく走ることは続けるだろう。たぶんそこにトレイルランニングも加わると良いな。そして、バンクーバーマラソンかマウイマラソンに出られると良いな。もちろんゴール後の地ビールを楽しみにして。 写真も続けるだろう。あ、そうだ。tomoさんにお願いして、これを予約してもらいました。(ありがとうーtomoさん!)また写真との関わり方が変わってくるのかな?デジタルとアナログの境界線をなくしていきたいんだけど。 それとギターだ。一生懸命練習してたくさんギターを弾こうと思う。新しく我が家に来たテレキャスターも弾くんだ。ギター弾いてりゃぼけ防止にもなるんだろう。そんな感じで。

trip to SF&SEA#5

bopstreetrecords © 2011 io. All rights reserved.

前回のポストから一ヶ月以上たってしまいましたが、久しぶりのアメリカ旅行記です。今回は印象に残ったレコードショップ二軒。一軒目は音楽が好きでSFに行ったとしたら立ち寄る人も多いと思う「amoeba music」です。場所はHaight-Ashbury。Haight-Ashburyはサンフランシスコでも有名な街です。アメリカの戦後のカウンターカルチャーはサンフランシスコが間違いなく発信基地だったわけで、50年代にはビート・ジェネレーションが、60年代にはヒッピーたちがサンフランシスコに集まりました。とりわけヒッピーたちが集ったのがさきのHaight-Ashburyでした。街を歩くとその名残が今でも色濃く残っていて、「ああ、ここにジャニスやジミがいたのかぁ」と想像するとわくわくしたし、俺も来ちゃったんだなぁと感慨深いものがありました。 そんな街にあったのがこのamoeba musicです。体育館のような店内にざっくざっくとCDが並んでいます。ヒットチャートを賑わすものからマニア向けのものまですごい量でした。どことなく垢抜けていなくって、でもそれがまた良くって時間を忘れて眺めていました。僕は案内役の山内君にNewYorkハウスのtomiie satoshiとThe WhoのWho’s Nextをお礼にプレゼント、息子はサントラ一枚とOwl Cityの日本未発売のCDを見つけてコーフンしていました。やつが積極的に英語を話したのが(話せないけど)このときでした。お店の中央に店員たちのブースがあってそこに「君たち絶対音楽オタクでしょ?」という雰囲気のお兄さんお姉さん(ハイフィディリティっていうジョンキューザックの映画をご覧になった方がいたらあんな雰囲気)にCDの在処を尋ね教えてもらったあとは深々とお辞儀をしてお礼をしていました(笑) もう一軒はシアトルの郊外にある「Bop Street Records」というレコード専門のまさしくレコードショップです。ここは本当に素晴らしかった!店に入ると快活なおじさんが笑顔で近寄ってきて、「おまえはどんな音楽を探しているんだ?」僕が「ジャズやブルースもの」って答えるとニコって笑って「ついてこい」と案内してくれました。まあ、そこにはあるわあるわ、いろんなところから寄せ集めてきたレコードがいーっぱいありました。店内の写真を撮ってもいいか聞くと、「そこの上から撮るといいだろう」ってロフトっぽいところまで案内してくれる。働いている人たちがみんな気さくに話しかけてくれてすごく雰囲気のいいお店でした。この店があるからBallardというこの街に住んでもいいなぁって思わせるくらい。そのおっさん曰くwall street journalの記事で全米ベスト5に入るレコード店に選ばれたんだと自慢していました。 もともとはもっと手狭な店舗で営業していたようなんですが、アメリカ中からレコードが届くようで店を広げたんだとか。調べてみると開店前のこんな記事もありました。 この店があるBallardはシアトルの北側になるのかな、自然豊かなとてもいい街で、Bop Street RecordsがあるMarket Streetには楽しいお店がたくさんありました。ベトナムのFooがすごくおいしいFoo Than Brothers、ここで僕らはランチを食べました。街のアーチストが運営するギャラリーやセレクトショップ、カフェが建ち並んでいてとっても素敵でした。 中でも幸せだった出会いはちょうどフィルムが切れて買い足すためにたまたま立ち寄ったカメラショップで。そこはいわゆるカメラ工房みたいな所で中古のカメラ販売と修理やメンテナンスをやっているお店のようで、僕がTriXはあるかと聞くと、あまり買う人がいないのでしょう、もちろんあるぜ系のドヤ顔でフィルムを渡してくれました。 カウンターで支払いを済ませようとした時僕の持っているカメラに彼の目がいって、熱い視線に気がついた僕は初めGR-Dを見せたのですが、興味はどうもそっちではないようで、首からぶらせげていたGR21だったわけです。 「こっちか?」と聞くと「そのとおり(That’s what I’m talkin’bout)」という返事。やっぱりどこでもマニアっているんです。とりわけアメリカのマニアって気合入っていますんで、愛おしそうに僕のGR21を撫ぜて「きれいにしちゃる」といきなり掃除を始めてくれました。レンズを丁寧に拭きエアを吹きかけ旅のホコリを落とし、満足気に僕に返してくれました。僕が「撮っちゃろうか?」って聞くとボーズをとってくれてました。 きれいにプリントして送ろうと思っています。お店を出るとき僕が「you must be a camera lover」と言うと彼は「No, I’m a photo lover.」と言うって彼曰くお気に入りのカメラの一つだというライカM9を見せてくれました。付いているレンズもすごかった。十二分にcamera loverだと思いますが(笑)  

three cameras are back

GR brothers & LOMO LC-a+ © 2011 io. All rights reserved.

一番使っているカメラはGR21、次に GR1v、でLOMOです。 LOMOは軍艦の一部分にすき間ができ、GR21は液晶部分の不具合があり、そしてGR21もGR1vも部品保有期間が2013年の4月で終了ってこともあったので、ついでにGR1vも修理に出しました。出した日が8月24日の暑い夏の午後。そして、帰ってきたのがGR兄弟が9月16日、LOMOが9月26日でした。三台ともほぼ一ヶ月の入院期間を経て帰還しました。 前回GRを修理に出したのはと調べてみようと思っても、昔の1965textは消し去っていたので、それとなくキーワードを入れてググると自分の書いたblogrollが残っていて、笑いました。 GR21+GR1v have returned home Posted in wordpress by io on 4 月 24日, 2008年 点検修理に出していたGR21とGR1vが20日ぶりに帰ってきた。さすがリコーだけあって最初から最後までまっとうな仕事をしてくれました。 G21 1)モルト交換 2)レザー剥がれ 3)各部点検と調整 修理代金9,400円(そこから値引き1,400円)=8,000円+消費税 GR1v 1)モルト交換 2)接眼塗装剥がれ 3)各部点検と調整 修理代金7,100円+消費税 そして、自宅まで宅配便で送ってくれます。送料はかかりませんでした。送料が修理代金の中に入っているのだとしても、それを表に出さずに送料無料とやってくれるのがうれしい気持ちです。ユーザーサイドはそういう細やかな気持ちがありがたいし、リコーの商品を大切に使おうと思ってしまいます。 ロベルト安達さんの写真がGR21を多用しているのを知って、見ていますが、このモノクロの雰囲気も好きだなと。 これがその文章。確かに書いたよなって思い出して笑ってしまいました。でも、今回は思った以上に修理費用がかかり、LOMOの新しいワイドアングルの購入費用はそちらへ消えていきました。 GR21 診断症状=液晶一部表示されず、接眼枠塗装剥がれ→ファインダーLCDと接眼枠交換、小部品交換、各部点検と調整で11,865円也。 GR1v(こっちはちょっと点検のつもりで出したんだけど、結局こっちがはるかに高くかかった)オーバーホール、シャッターユニット、接眼枠、巻き上げギア、小部品交換、各部点検と調整、内部清掃で19,425円也。 LOMOは一律6,300円でほとんどなんでもやってくれます。今回もそれでおっけーでした。 2013年に春には最後のオーバーホールに出さないとな。なんだかんだ言って一番使っているのがこの2台なので(デジタル含めて) 追記:今日の午前中野川のまわりを歩きながら撮ったFM3aのカラーフィルムを洗濯機で回してしまった。ぎゃー。  

trip to SF&SEA#4

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サンフランシスコでは知り合いの日本人山内くんに丸一日サンフランシスコを案内してもらいました。彼は在サンフランシスコを5年、隣町のオークランドのカレッジで勉強しています。午前中にユースホステルで合流。本当に久しぶりの再開だったので、彼がたくましい男になっているのでうれしくなりました。   最初にfisherman’s wharfのhardrock cafeでランチがてらビールを飲み(ここから丸一日僕は各所でビールを飲みまくります)馴染みのミュージシャンの写真や愛用楽器を眺めました。そこからバスでダウンタウンまで行き、あたりをぶらつき、ぜひ行ってみたかったThe CastroとHaight-Ashburyへ移動。   The Castroは全米屈指のゲイ、レズビアン、バイ・セクシャル連中の街です。でも、変な想像しないでください。とっても清潔できれいな街でした。いい年して僕はかわいいものが大好きなのでこの街の雰囲気を一発で気に入ってしまいました。たぶんここは洋服とかおしゃれな人には一日いても飽きない街だと思います。usedの洋服を扱っているお店も結構あったし、ペパーミントの完全に’50sなbarberがあったり(写真撮ればよかった!)、街角にパラソルを広げて全裸で日光浴しているおっさんとか、すべてがいい!夜は楽しいクラブも多いと聞いていますので、次回は是非夜遊びもしたいなぁと思いました。   山内くん曰く宇宙で一番美味しいサンドイッチ屋さんがあるというので行ってみました。名前はIke’s Place。サンドイッチ屋さんで列ができている!っていうかアメリカで食べ物買うのに並ぶっていう体験をするとは思ってもみませんでした。が、サンドイッチといっしょにドリンク、なぜかチップス。買ってそばにあるこれまた楽しい公園に行きました。Mission Dolores Parkという公園なのですが、休日に行くと広い公園にいろんな人達がいていろんなこと好き勝手にやっていて、変な煙がモクモクしていて(笑)なにか楽しげでした。   そこで買ったサンドイッチを息子、山内くんの三人で三人で食べましたが、どれもこれもすごくうまくって驚きました。うん、サンフランシスコで楽しいランチならThe Castro→Ike’s Placeでサンドイッチ→Mission Dolores Parkで食べる&楽しむで決まりですね。   公園では斜面にビニールシートを敷いて体にオイルを塗りたくってほぼ全裸で滑り落ちるゲイ&ノーマル諸氏がいたり、DJブースを作って激しくテクノを流し、その横で体をくねらせファッションショーごっこをやっているゲイくんいたり、巨大シャボン玉を作って飛ばしているラティーノくんがいたり(その写真を撮っていたら、僕にシャボン玉が向かてきてぶつかり泡だらけになりました)煙モクモク楽しんでいたりと、自由な空気を満喫できました。息子も日本とは違う「自分の責任で自分の楽しめることを自由にやっていいんだ」という感覚(?)を肌で感じられたようで普段はクールな顔がこころなしコーフンしていたような気がしました。      

trip to SF&SEA#3

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今日は僕のメジャーリーグ初観戦記です。 8月15日にSFからSEAにvirgin americaの便で到着しました。(virginは初めて乗りましたけど、やっぱ良かったなぁ、どこか洗練された感じで) 空港からユースまでは電車で一本だというので、その足でチェックインをして、荷物を片付け、さっそく我らがイチローの応援にsafeco fieldに行きました。初めてのメジャーリーグ観戦だったのでコーフン度マックスでした。もちろんライト側の席を当日券で買って(30ドルぐらいだったかな)シートへゴーです。その日の試合はtoronto blue jaysとの一戦だったので、USA vs CANADAということもあり、カナダからも応援する人が来ているようでした。 さぁ、試合前の選手紹介、”Right fielder, Ichiro Suzuki~!” 一回表はbluejaysの攻撃ですから、イチローがあのかっこいい走り方でライトの守備位置に走ってやってきます!(相方の応援の流儀があるため、この時点で僕らはまだビールを買っていません)おわかりいただけますでしょうか、私のコーフンが! 一ファンとしてはイチローのバッティングはもちろん彼の華麗な守備やスローイングを見たいので、ライトに大きなフライが来ないかなぁと話していると…2番バッターが「カキ~ン!」と打ったんです。大きな当たり、イチロー走る走る~!するとぐんぐん伸びて僕らの方にボールがやってきます。「おい、おい、来るよ~!」と叫んでいると、フェンスを越えたボールは僕の目の前の空席にぶつかり、バウンドしその前の席に転がっていきました。手を伸ばせば取れそうだったのですが、まさか来るとは思ってはいなかったため心の準備ができていない僕らは思わずのけぞってしまい、しかし、そのコーフンはマックスを通り越し夢見心地なのでした。 一回の両チームの攻撃が終わり、さあ、もう一つのお目当てのビールです。少年たちはハンバーガーやポテトにむしゃぶりつき、僕らはビールを買いました。驚いたことに、アメリカの球場って普通に地ビールが生で何種類も飲めるんですね。値段は9~10ドルと割高でしたけど、あんなコーフンする試合を見ながら、おいしいビールが飲めるのなら安いモンです。 リードされていたマリナーズが2本のホームランで逆転し(そのうちの一本がまたライトスタンドのすぐそばに飛んできました)、僕らはまわりのアメリカ人とHi Fiveをして、大いに盛り上がりました。結果は6:5でマリナーズの(珍しく)勝ち。イチローは残念ながらノーヒットでしたが、いつもと同じ全力プレーのイチローを見られて僕はものすごく幸せでした。 あー楽しかったなぁ。また、行きたい! 写真はGR21で撮った当日の様子です。一部iphoneもあります。残念なことにwebで買ったソラリスフィルムの状態が非常に悪く、露光が過多で現像結果もかんばしくありませんでした。

trip to SF&SEA#2

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ユースって危険なんでしょ?なんて声を職場の人間から聞かれたりもしましたが、全然そんなことはなく、むしろいろいろな国からやってきている人たちと素晴らしい出会いを味わえるという意味ではユースホステルは最高な場所なのです。念のため宿泊先としてホテルもチェックしましたが、西海岸のホテルっておしなべて宿泊費が高めです。 今回利用したのは、サンフランシスコ(SF)ではfisherman’s wharfから歩いてすぐのfisherman’s wharf hostel。シアトル(SEA)ではダウンタウンにあるHI -seattle at the american hotelでした。SFのユースはダウンタウンからは外れていましたが、立地条件が最高でした。静かな公園の中にあり、建物の裏はすぐ海岸です。左にgolden gate bridgeが見え、右にはAlcatraz Islandが見えます。裏の道を歩いていけば10分ほどで、fisherman’s wharfにもすぐ出られ、夜でもそれほど心配ありません。ここはアメリカでも非常に人気のあるユースのようで僕らが泊まった時もほぼ満室でした。スタッフの人達も非常にフレンドリーで相談しやすかったし、ラウンジも柔らかいソファが心地よかったです。朝食付きでワッフル2枚orベーグル一個、コーヒー、オレンジジュースというメニュ。写真はそのホステルのバックヤードから撮った一枚。奥にゴールデンゲートブリッジが見えます。 一方SEAのユースはチャイナタウンの外れにあるのでシアトルの中ではちょっぴり危ない界隈。ユースのすぐ横にも朝から開いてる酒場があり、あなたアル中でしょ?っていう人たちが酒盛りをしては通りをうろついていました。けど、キングストリート駅もすぐそばだし、空港へのアクセスも非常に便利、我らがイチローのホームグラウンドSafeco Fieldも徒歩10分くらいでした。地球の歩き方のwebページではSafecoからキングストリート駅あたりまで徒歩で帰ってくるのは危険ですよという書き込みもありましたが、球場からダウンタウンに伸びる1st streetのような大きな通りを歩いてくれば安全だと思います。 さて、シアトルのユースはさすがダウンタウンにあるだけに規模も大きく、宿泊客も多かったです。朝食もシリアル、ベーグル(4~5種類)、トーストなどが食べ放題、フルーツ2種類、コーヒーや紅茶、フルーツジュースなどSFに比べると圧倒的に豪華! 客層も様々で日本人もたくさんいました。僕らと同室になった男性はスペインのバルセロナからのおじさん(よーくしゃべるの)やドイツのケルンからやってきた男性(こちらはスペインの彼とは対照的に穏やかでまじめそうな人でした)毎日顔を合わせては寝室や食堂で話をして楽しみました。  

trip to SF & SEA #1

SF#32 © 2011 io. All rights reserved.

  8月12日から19日までサンフランシスコとシアトルの旅に行ってきました。久しぶりの北米大陸でした。目的はここ数年ヨーロッパ寄りだった旅行をアメリカ寄りにシフトさせたかった。なんといっても僕自身がアメリカンカルチャーに大きな影響を受けて育った。趣味には命をかけるそんなアメリカ人に出会えればラッキーだと思ったから。ここ数年地ビールにはまった僕は世界でも有数のmicro breweryがある西海岸でその土地の地ビールを堪能したかった。父親が大好きなそんなアメリカを高校2年になる息子に見せたかった。僕が若い頃バックパッカーだったので、リュックを背負い、街から街へ、ユースからユースへ、安宿から安宿へという旅行を楽しんできたので、息子にもそんな体験をさせたかったから。 のんきながらも初めての土地、それもアメリカを父親に連れ回されるわけですから、息子にとっては迷惑だったかもしれませんが、机上の知識よりも、どんなことでも自分が知らないフィールドに飛び込み体験することでたくさんのことを得られると父親は思っていますので、十代の一番青い臭いのする悶々とした夏をアメリカで過ごしてほしかったのです。 さて、成田空港。夕方16時のフライトだったので13時過ぎにはunitedのカウンターに着いていました。そこでなにやら不穏な動きが。機体整備不良のためフライトがを20時まで遅らせるというわけです。unitedは前々から評判悪かったのですが、今回はANAのチケットを予約したあと、unitedとの共同運行という旨のメールが送られてきてその時点でなんだかいやーな予感がしていたんです。出鼻を挫かれた僕らは飯を食い、僕はビールを飲み、本屋で立ち読みをし、今まであまり使ってこなかったfacebookを触りはじめ、それでも時間があるので昼寝をしてみたり、まーそれだけで疲れちゃいました。で、結局フライトは21時に無事5時間遅れでテイクオフ。どうも古い機体のようでモニターも各シートに備え付けではないため映画も全然楽しめず、あーあー去年のemiratesは豪華だったなぁとマルタ島の旅を懐かしんだりしていました。 続く… 写真はすべてiphoneで撮ったもの。んで、場所はすべてサンフランシスコ。

ハラカミレイさんのこと

ひまわり © 2011 io. All rights reserved.

昨日仕事の休憩中ふとiphoneでネットを眺めていたらこの知らせが目に飛び込んできました。そのあとすぐに体から力が抜けていきなんともしれん気分になりました。面識もなくそのライブ会場にも足を運ぶ機会がなかったのですが、僕の中で彼の紡ぐ音世界は特別なものであり、おそらく僕と同じような気持ちになっている方は日本中にたくさんいらっしゃると思います。 エレクトリカというジャンルに入るのでしょうが、いわゆるエレクトリカとは異次元に行ってしまった、矢野さんのいう音楽の世界遺産という称号がぴったりの音楽でした。僕個人が彼の使うローランドのSC−88pro(SC=Sound Campus)シリーズを使っていたこともあり、ハラカミさんがその機材をメインに、そしてたったこれだけのシンセであれだけの音世界を構築できるんだと驚愕したのを鮮明に覚えています。聴くとわかるのですが本当に複雑に組み合わされた楽曲が多く、多くの方がご存知であるようにくるりの「ばらの花」のリミックスやYANOKAMIでの細野さんの「恋は桃色」は奇跡的な楽曲で僕は何年も何年も繰り返し聴いています。 音楽は長調・短調に分かれるように楽しげとか悲しげという形容をよく使いますが、ハラカミさんの音楽はひとつの曲なのにその中に2つの調が混在しているようなので、そこが僕の琴線に触れたような気がします。すごくハッピーな曲調なのだけど、どこか憂いを帯びた感じ、またその逆もよくあります。だからなにかこう宇宙空間や星空の中や海中を浮遊しているような、決して多くの人と一緒に聴く感じではなく、非常に内省的でプライベートなものと僕は思っているのです。僕自身集団が苦手なので一人走るとき、北海道で車を走らせているとき、綺麗な星が見える公園でよく聴いていました。そんな時孤独なのだけどなにかこう特別な風に包まれている気がするのです。優しい感じ?孤独なんだけど孤立していない感じ?心が和らぐ感じ? それってハラカミさんの人柄が音楽にも大いに反映されているのかなと思います。twitterでのtweetはすごくユーモアがあっておやじ〜って感じなんですけど、僕は好きでした。亡くなる直前までtweetしていらして、ああもういないんだなぁと思うと、すごく寂しくって、会ったこともない人にこういう感情を抱くって僕個人はすごく珍しんです。 矢野さんとのライブのMCやU-ZHAANさんとの川越ランデブーで見せるゆるいんだけど真面目そうな彼の人柄が僕は好きでした。福島の原発に対してもアクションを起こしていたし、七尾旅人さんともなにかやってくれそうだったし。あー、切ないです。安らかにね、ハラカミさん。

20110622 wed

sunsetearlysummer2011 © 2011 io. All rights reserved.

6月に入ってまじめに走っています。いつも走るときはまじめなのですが。まじめに楽しくがモットーです。iphoneのアプリもrunkeeperからrunmeterってやつに替え使い始めました。二つとも良いアプリだとは思うのですが、走っている最中はrunkeeperほうが好きかな。読み上げる声もイヤホンしていなくても聞きやすいし。逆にrunmeterは読み上げの声が不自然で聞き取りにくくて、いけてません。でも、走ったあとの情報はrunmeterのほうが盛りだくさん。カレンダー機能も充実しているし、走るコースも自分で色々作っておけます。そのコースを走った時のベスト&ワーストなんかもわかるし、至れり尽くせりだったので、使い始めました。 さて、写真は定点観測の屋上からの夕焼け。カメラはcontax T3でフィルムはsolaris200です。ネガからスキャニングしたものをほとんど修正せずに使っています。一本分のコマを眺めていてもT3は本当に写りがよくって、多分デジタルに慣れた若者たちがこれを使って上がってきた写真を見ると、敏感な人はキョウガクすんじゃないだろうかなって思います。 僕の体や精神が残された時間を意識し始めているのか、まーいろいろとやりたいことがたくさんあって、それを全部やっていたら人生いくらあっても足りないなという感じ。例えば、ギター。もともとは小学生のときクラシックギターを近所の高校の先生に習っていて、けど、小学高学年から中学生にかけて僕が完全にロックに目覚めYMOに目覚め、そういう音楽に嗜好が変遷していく真っただ中にいたのでギターの稽古にも身が入らず、楽器への興味も完全にピアノ(billy joelとかギルバードオサリバンとかABBAとか教授など)にシフトしていたので、ギターの先生からも「おまえ、ギターやらずにピアノやったほうが良いよ」って言われたりしていました。 さて、そんな僕はギターなんかほとんど弾けないのにヤイリのアコースティックなんかオークションでやっちゃったりして。でも、毎日触っているとそれらしき音は出るもんで楽しいです。アコギだけでは欲求不満になるのは明らかで、エレキも欲しいな、エレキったらクラプトン、クラプトンったらストラトか?いやー、ストラトよりはテレキャスだろ、野暮ったくてかっこいいぞ。でも、レスポールもいいんじゃないか、民生くんも使っているし。って、わくわくしているんですけど、いい年齢して。 先日文房具屋にrhodiaのノートを買いに行ったとき、このノートを見つけました。万年筆で書いてものりの良さそうな上質な紙だったのでいっしょに買いました。ツバメノートも好きなんですけど、schopferというこのノートもいい紙です。写真貼って下に文とか書いたらそのままここに貼り付けて、それでもう十分。

110525wed

chorus © 2011 io. All rights reserved.

GWが開けて不調の日がずっと続いています。のどもおかしいし、首筋がぴーんと張ってそこから後頭部へ頭痛が。こんなこと滅多にないというか初めて。どうしちゃたんだろう。のどは職業柄酷使するので一回咽喉科のお医者に診てもらったほうがいいなぁと前々から思っていたんですけど、とうとうその時がきたかって感じ。 写真はすべてiphoneで撮ったものばかり。侮れないぞ、iphone cameraは。デジカメ持ち歩くよりも圧倒的にiphoneのほうが使う頻度多いです。アプリもおもしろいのが出ているし、当分遊べそう。尾道をTilt Shiftで撮ったのが好き。 towa teiのニューアルバムがリリースされていたので本人のサイト経由から購入。itunesからよりもお得な感じ。アルバムタイトルがsunnyというだけあって晴れた日のミニ楽曲制作したというもの。晴れの日が好きな僕は楽しめそう。 機会があれば極めたい讃岐うどん。今回の写真にも2枚入れていますが、GWに香川に行き初讃岐ウドラーになりました。うまかったよ。そして安い。こんなの自分の家のそばにあったcloud 9ですね。

110518wed

raleigh © 2011 io. All rights reserved.

ゴールデンウィークが終わって、遊び疲れたのか風邪を引いてしまった。気候が暖かくなってくる季節の変わり目って人の体も影響を受けやすいのか、調子が狂うときがある。 ここ最近の写真を二十枚ばかり。デジタルもあればGR21に入れたフィルムのものもあり。ポジが若干あまっていたのでLOMOに入れて久しぶりにクロスプロセスでもしてみようか。ギズモショップから来たメールにあったトイラボはクロスも受け付けてスキャニングもしてくれるようなので次はここを利用してみよう。 もうひとつは久しぶりにニューチャリンコ。生まれて初めてのロードタイプのチャリンコ。Raleigh CRF(CarltonF)ってやつです。一年くらい前からどれにしようか車種選定を始めて、チャリンコ屋に行ってはいろいろ見てはいたんだけど、なんせこの世界も奥深そうでさらに値段も高そうで、上を見たらキリがない。清志郎さんのバイクなんて100万円とかするって聞いてえー!だったんだけど、通勤で使えて遠出もできて頑丈そうでクロモリ素材でってさがしていたら、初めはkonaというカナダのメーカーのhonkeytonkを考えていたのだけど、ジョギングついでにフラっと立ち寄った御徒町のチャリンコ屋のお兄さんに「ああ、それならkonaよりはraleighのcarltonなんかがいいっすよ、ぜったい」と言われて急遽浮上したのが名前も聞いたことのなかったイギリスのRaleighってメーカー。日本ではライセンスを取ったところが台湾で作っているみたいなんだけど、デザインもオーソドックスでちょっぴりノスタルジックで、スポーツアクティブ追求型ではないユルさが好み。クロモリだし、パーツもshimano105ってのを使っているみたいで評判上々。僕はshimano105って言われてもよくわからないのだけど、自転車のパーツとしては良いものらしい。そういう自転車をこういう価格帯で売るのはなかなか勇気のいることみたいで、自転車屋のおっさんも「これはいいよ」と。組み立ててくれた俺と同年代くらいのおっさんも「いいよ、これは」って言うんだから、僕としてはすごく満足。注文したのが2月初めで納期が今になったので、春注文した分は即完売の8月になるみたい。そういう人気チャリンコのようです。 さあ、初ロードバイクに乗ってみた感想は?初めはハンドルの取り回しにもたついた。今まで乗っていたのがクロスバイクだったのでブレーキ位置が違うので、今まであったところにブレーキなく、焦りました、が、今はもう慣れてスイスイ。それにスピードも出る。すごく楽ちんに出る。なので怖くなってこれはヘルメットいるなと思いました。ペダルは普通のフラットのものを用意。ベンディングペダルはよさそうなのだけど通勤にいちいち専用のシューズを履き出かけるつもりは今のところないので。でも、shimanoから片面ベンディングで、もう片面はフラットというのも出ているようなので機会を見つけて使ってみるつもり。

鞆の浦探訪

sensuijima © 2011 io. All rights reserved.

今回の旅行にはこうやってmacbookを持ってきているのでデジカメデータやら写真の加工やらブログの更新などが空いている時間にできます。そういった意味でmacbookはすごくいいです。ふだんは大きなモニターに接続して使っているのでキーボードもほとんど汚れておらずキーも押しやすいのです。仕事で使っている旧IBMのメーカーのノートとは全然違います。 さて、尾道探訪の翌日は福山市の近くにある鞆の浦に行ってきました。ジブリの「崖の上のポニョ」の舞台となった瀬戸内沿いの街です。宮崎駿監督がスタジオジブリの社員旅行で滞在した折鞆の浦をえらく気に入り2ヶ月自炊生活を送りながらポニョの構想を練った街です。 僕も初めて来ましたが、もう何度来てもいいなぁと思うくらい気に入りました。船で渡る仙酔島もすごくいいところで、こじんまりした浜辺のそばにある国民宿舎で風呂まで入り、島の周りをぐるんと歩ける遊歩道も楽しかった。国民宿舎に泊まって朝ジョギングしたらさぞかし気分がいいだろうなぁと思いました。 鞆の浦の街に入る前に阿藻珍味という会社が経営している鯛匠の郷というところでちくわ作り体験や鯛ラーメン(これがめちゃくちゃうまかった!)を楽しみました。 坂本龍馬が滞在したと言われる旅籠屋やら会談の席を設けたお寺があったり、街並みも古くから栄えたところだけあり風情があり散策するだけでも楽しめます。保命酒という鞆の浦のみで作られている薬用酒とかさよりという魚もとてもおいしかったです。 ぶらりと立ち寄った立ち飲み屋でお店のお兄ちゃんと福山から来ていたご夫婦とでしばらく談笑しましたが、ポニョや龍馬伝の時は観光客ですごく賑わっていたそうです。笑えたのは龍馬伝で龍馬が暗殺された翌日からの週はあれほどいた観光客がどこに行ったのかと思うほどだったそうです。 お勘定の時、飲んで食べたわけなので千円以上のお代だったはずなのですが五百円ですなんてサービスまでしてくれちゃってそういうのがあるから旅はやめられません。